ピアノレッスンにジャズを!「ギロック ジャズスタイル・ピアノ曲集」

何十年も前にはクラッシックとジャズは違う世界のようでしたが、今ではジャンルにとらわれない音楽も増えているので、ピアノ学習者が早いうちからジャズを含め様々なスタイルに触れておくのは大事なことですね。今回はレッスンで手軽にジャズの雰囲気を味わえる、ギロックの「ジャズスタイル・ピアノ曲集」をご紹介します。

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「ギロック ジャズスタイル・ピアノ曲集」

ウィリアム・ギロック(William L. Gillock, 1917-1993)の曲は、親しみやすく美しいメロディーが特徴的で、日本のピアノ学習者ならたいてい知っているほど人気がありますね。ピアノ教師でもあり、音楽教育界に多大な貢献をしたギロックは「子供のレッスンにジャズを!」を提唱し、こんなアドバイスをしています。

生徒を音楽的に教育するにはジャズを含めて、バラエティに富んだポピュラーなスタイルの曲を日常のレッスンに取り入れるべきであり、又生徒が望めば楽譜から離れて、即興演奏を経験するのも良いでしょう。自発性はジャズイディオムの基本の一つです。

「ギロック ジャズスタイル・ピアノ曲集」(全音楽譜出版社)前書きより

リズムに身を乗せ、感情を素直に表現し、心から楽しむこと。それこそ本来の音楽のあるべき姿ですが、レッスンの場では正確に、また指示通りに弾くことに(それも必要ですが)重点が置かれがちです。そこで使ってみたいのが、「ギロック ジャズスタイル・ピアノ曲集」(全音楽譜出版社)です。

ギロック ジャズスタイル・ピアノ曲集
「ギロック ジャズスタイル・ピアノ曲集」(全音楽譜出版社)

この曲集には、素朴で古き良き時代の味わいを残すニューオリンズジャズのスタイルで書かれた15曲が入っています。ジャズのことは知らなくても、初級〜中級の学習者が楽譜通りに弾けば、ジャズの雰囲気を楽しめるように工夫されています。

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「ギロック ジャズスタイル・ピアノ曲集」の収録曲

この曲集にはギロックのニューオリンズ・ジャズスタイル3作品(各作品に5曲ずつ収録)が合わせて収められています。

  • ニューオリンズ・ジャズスタイル
    ニューオリンズのたそがれ
    コンスタント・ベイス
    マルディ・グラ(謝肉祭の最終日)
    デキシーランド・コンボ
    テーマと変奏 “FRANKIE AND JOHNNY”
  • 続・ニューオリンズ・ジャズスタイル
    ニューオリンズ・ブルース
    気楽に行こうよ
    アフター・ミッドナイト
    ミスター・トランペット・マン
    土曜の夜はバーボン・ストリート
  • 続々・ニューオリンズ・ジャズスタイル
    ミシシッピー・マッド
    アップダウン・ブルース
    ダウンタウン・ビート
    カネール・ストリート・ブルース
    ビル・ベイリ
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収録曲をYouTubeで聴いてみよう!

ニューオリンズのたそがれ

(from: Asaf Cetin Eren)

コンスタント・ベイス

(form: Pianissimonic)

ニューオリンズ・ブルース

(from: Péter Fodróczy)

土曜の夜はバーボン・ストリート

(from: Péter Fodróczy)

アップダウン・ブルース

(from: Atsuo WATANABE)

ダウンタウン・ビート

(from: FRANCO DI NITTO , PIANIST)
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楽譜はこちらから


いかがでしたか?「ギロック ジャズスタイル・ピアノ曲集」には手軽に弾けて、子供も大人も楽しめるジャズ・スタイルの曲がたくさん入っています。ピアノの練習に、レッスンにぜひご活用ください。

「ギロック こどものためのアルバム」はレッスンや発表会で大活躍する人気の教材です。

TeeJay

TeeJay
ピアノ教師。海外のとある国でピアノを教えつつ感じたのは、良質の楽譜に容易に接することができる環境は本当にありがたいということ。ピアノレッスンや練習で、テクニックの習得だけでなく、音楽を表現する楽しみを味わうのに役立ついろいろな楽譜をご紹介しています。

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